
2003年12月8日 kazu様より感想文。
kazu様には、いつも長文の感想文をいただきまして有難うございます。
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けぃさん、こんばんわ。
感想の感想、遅くなってもうしわけありませんでした。
6巻は日露戦争もいよいよ佳境に入った時期ですよね。
この巻で印象的だったのは、乃木の人格と、秋山の奇兵隊の奮戦でしょうか?
乃木という人、何度も言いますがお世辞にも軍事能力があったとは思えませんが、いわゆる武士道を貫いた人格者として、この時代では大変な評価を得た方なのでしょう。
日露戦争においては、実際の功労は児玉源太郎などの能力の方が断然勝っていたのに、結果として人格者的な乃木に国民は惹かれていく。
これも繰り返し述べていますが、このことが後ほどの日本軍の横暴、ひいては太平洋戦争という暴挙につながってしまう、このことは司馬さんもこの小説で伝えたかったことの重要なポイントの一つだと思っています。
だからといって、乃木自身を決してけなすのではなく、むしろその乃木を賞賛しすぎたわが国の当時の雰囲気に問題があるのですが・・・・。
それと、日露戦争は日本にとっては防衛戦争だが、中国にとっては侵略戦争に他ならないという点。
日露戦争という名前なのに、戦場は日本もロシアも使われず、朝鮮半島と満州であったことが皮肉的というべきか。
だから、この戦争で一番打撃を受けたのは勝った日本ではなく、負けたロシアでもない。恐らく戦場になった中国・満州の人たちなんだろうなと改めて思います。
この時代、防衛戦争という観念はやむ終えない部分もあるかもしれませんが、21世紀の世の中では絶対にあってはならないことだと思います。(もう無いとは思うけれど)
以上、6巻目の僕の感想とさせてください。
では♪ \(^o^)/
kazu
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